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まだ雪が残る景色にも冬の終わりの気配が感じられる頃になりました。草花が芽吹くよりも一足はやく、廊-KOHBUNDOでは伊藤健蔵による植物画展を開催いたします。
「植物の肖像画」とも呼ばれるボタニカルアートに作家が出会ったのは14年前、本州の美術館でのこと。偶然の出会いから、この分野の第一人者である高橋京子(みやこ)氏に師事し、植物への深い理解と表現技術を磨き上げました。
正確かつ実物そのままの大きさで植物の特性を描写するボタニカルアート。その題材として作家がモチーフにすえるのは、自宅の庭に咲く草花や果実、地元十勝で手に入るじゃがいもなど身近な素材が中心です。
本展には、完成までに3年をかけて色とりどりの花々を描き出した「百花繚乱」や、茎・花・根・種子を一枚に再構成した、植物学者・牧野富太郎の植物画へのオマージュともいえる作品など32点を展示しました。
先日まで帯広市内のホテルNUPKA Hanareの客室に飾られていた作品を一堂に会してご覧いただける機会となっています。
会期中は作家が在廊しますので、作品の背景や描かれた植物についての解説を直接聞くことができます。繊細な筆致で描かれた植物画の世界を、ぜひこの機会にお楽しみください。
<展示期間>
2024年2月23日(金)~3月3日(日)
10時30分~18時 水曜定休
※会期中は作家が在廊の予定です。
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