top of page
Art Scene #4
Iris Nic Crow
Tokachino Gargoyles
in Nupka Hanare
Art Scene #4
Iris Nic Crow
Tokachino Gargoyles in Nupka Hanare
「暮らすよう な旅」を提唱するHotel Nupkaと「日々の暮らしに寄り添い、その生活空間を彩るアート作品」を念頭に帯広市中心部でギャラリーを運営する廊-KOHBUNDOによるアートプロジェクト”ART SCHENE”。
これまで過去3回、十勝のアート発信と地域活性化の一環としてNupka Hanareのホテル空間をアートギャラリーに見立て、2 4 の 客 室 と ラ ウ ン ジ それぞれ に書や立体造形、ボタニカルアートなどの様々な作品を展示、紹介してきました。
4回目となる本展ではアメリカ・ワシントン州に生まれ現在、十勝・帯広在住の女性作家、Iris Nic Crow(アイリス・ニック・クロウ)によるガーゴイルをモチーフにした作品29点を展示します。
ガーゴイルとは主に西洋ゴチック建築による大聖堂にみられる”怪物の形をした雨どい(排水口)のことですが、その実際的な機能のほかに、悪霊を外へ吐き出す役割と、悪霊の侵入を守る魔除けとしての意味があります。
第2の故郷ともいえる十勝での生活が長い作家にとって、日々生活する中で、心の片隅に時に楽しく、時に切ない様々なガーゴイルが宿っていったのでしょう。感じたものや経験したことがスケッチブックの上で一つの線から細胞分裂するように形となって生まれた愛すべき怪物たち。
ブックレット、大型モニター、各客室のオリジナルと様々なスタイルで御笑覧下さい。
通り過ぎた後でその残像がそれとなく心に留まり、今度はふと立ち止まってぼんやりと眺めてみたくなる・・・。
そんな佇まいで、そこに在るちょっと不気味でユーモラスなガーゴイルたちが旅する皆様を守ってくれることを心より願っております。
どうぞこの先も良い旅を。
Tokachino Gargoyles 作品リスト
bottom of page